日よけトレリス製作記

南向きで日当たり抜群!という売り文句で家を購入しましたが本当に日当たりが良く、1階の部屋は夏場暑くていられませんでした。
そこで日よけ用に立て簾を立てましたが、どうも見た目が悪いのと丁度妻がガーデニングをやり始めたので日よけと花のディスプレーを兼ねてトレリスを作ることになりました。
予算は3万円くらいだったでしょうか?この予算ではホームセンター等に売っている綺麗な木材はとても買えないので、木材センター(プロ用に木材とかを販売しているところ)に行って木造住宅のモルタルを塗る前に打ち付けるラス板という安物の板と5cm角の角材2本を購入して来ました。
当然、材料の購入前には入念な測量を行い、CAD上で組立図、部品図を書いて検討してから最低限の材料しか買わないようにしました。結局木材の費用は2万円弱だったと記憶してます。これにアウトドアステイン(防水・防腐塗料)と釘、ネジなどを購入して、ほぼ予算通りになりました。

・用意する物
1.木材(角材、ラス板)
2.アウトドアステイン
3.日よけ網
4.真鍮製の釘&ネジ釘
5.セメント少々
6.アルミ板
 
これが日よけ用の立て簾です。効果は抜群ですが、どうも海の家風な外観が気に入りません。
今回作るトレリスは角材で作った枠にラス板を打ち付けるだけの簡単な構造なので、技術的には特に難しくありませんでした。角材の枠は後で分解出来るように釘ではなくネジ釘を使って組み立てました。
ラス板は結構ささくれ立っているので軽くカンナをかけて表面をならし、角の面も取っておきました(面を取ることで少しは上質な木に見えるので)。
表面の処理が終わったら図面通りの長さ+αの長さにラス板を切り、アウトドアステインを塗ります。
左の写真がアウトドアステインを塗っているところです、2回くらい重ね塗りをしました。
ちなみに色はカスタニという色を使いました。
塗装が終わりました。はっきり言ってこれだけの本数を塗ると疲れます。
枠にラス板を取り付けるため長さ順に並べています。この時なるべく節等が無く、木目の綺麗な木が一番前面にくるように並べていきます。
大まかに並べ終わったら枠の対角線の板を先に固定し、それを基準にして等間隔毎に他の板も打ち付けていきます。
打ち付ける釘は錆びないように真鍮製の釘を使いました。また、裏側に釘の先が出ないように釘の長さはラス板2枚の厚さよりも短い物を用意しました。
何とか枠への固定が終わりました。
端に飛び出している部分を枠に沿って切断してます。この後、切り口にはアウトドアステインを塗っておきました。
枠の足部分は左図のように穴を掘り、セメントを流し込んで固定します。
将来的に木が腐ってトレリスを除去する時抜きやすいように、セメントに埋まる部分の木にはアルミ板を切り、ビニールテープで箱形に固定しておきました(上の画像参照)。
穴にセメントを流し込んでいるところです。
この状態まで持っていくのが大変でした。トレリスの下側の梁に水準器を置いて、平行になるように右の穴を掘って、左の穴を掘って、掘りすぎて埋めてという作業を幾度となく繰り返してやっとこの状態になったところです。
動かないようにつっかい棒をしてセメントが乾くまでジュース片手に休憩中です。
セメントが乾いてつっかい棒を外すと、ゆらゆら不安定に揺れるので壁との間に補強の棒を取り付けました。トレリスにはL型金具で固定し、壁側は当てているだけです。これで揺れがなくなりました。
この状態で家の中に入って日よけの効果確認をしましたが、トレリスを抜けてくる光が案外強かったので「このままでは畳がトレリスの網目状に焼けて変色してしまう!」と思い家庭菜園用の日よけ網をトレリスの裏につり下げました。これで日よけの性能もバッチリとなりました。
完成しました、これは現在の写真です。自作品にしては結構イイでしょ?
こんな大きな物は現在では作る気力も体力も暇も場所も無いので、長持ちするように大切にメンテナンスしてます。毎年梅雨前にはアウトドアステインを塗り直してますが、何回も塗ったためちょっとはじめに比べて濃い色になってしまいました。

 


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